定期的な新商品発売時の新規商品登録には、結局バイトやパートのマンパワーを使って、力づくで登録を行っている店舗さんがいまだに結構います、勿論メーカーから情報が出てこない、問屋さんが提供してくれるデータがへぼい、だからってアマゾンや他社からパクるのはまずい・・・
そう思ってコスト高なのにもわかっていて且つ、有名メーカーについては基本型番品番と一緒というの着地点がある事から、似あたり寄ったりのページになってきます。
そこで、結局同じ事をやっているなら、半自動で、取得し、さらに、半自動で登録まで行ってしまうスキームが作れないのか、1から店舗さんでシステム開発までするのは敷居が高い、だからって自社でシステム開発できる人間を雇う?いやいやそれはそれこそコスト高いでしょ。。。って事で、メーカーサイトからの取得が得意で、且つ新規登録もバンバンやっている所であれば、もしかしたら自動化できる? ですね、できます。ただやっぱり全自動って訳には行きません。
スポーツ用品系商品登録代行(メーカー3サイトから自動取得・そしてほぼ自動化登録を実現)
◇基本依頼仕様
・登録数100~300型(SKU単位で1200SKU)
・登録期間 春夏 秋冬 など年3回程
取得サイトは取り扱い主要3メーカー
・商品画像 メーカーサイトから取得
ここは半自動、メーカーによってはカラバリなどの画像は手動取得して白抜きなどの処理が必要。取りやすいサイトなら90%自動化も可能。
・楽天市場・Yahoo!ショッピング・AUPAYマーケット・自社サイト・在庫連動設定代行への商品登録
メーカーサイトからの自動取得について
こちらは基本的にはメーカーからの取得許可が必要です、但し一般的な店舗においてやはりメーカー画像を使っている場合も多くケースバイケースです。但し後々問題となった時に大量の修正やメーカーとの関係悪化など、最悪訴訟問題などとなるようなトラブルは避けたい物です。
■クローズドメーカーサイトの場合
メーカーサイトによっては、クローズドでログイン後、画像やデータそのものをダウンロードできるなどする場合は、このデータを有用で使います。データによってダウンロードできる場合には、データ自体が成形されているので、ほぼほぼ自動化可能です。
■メーカーサイトが電子カタログになっている場合
最近メーカーサイトで多く採用されているのですが、ネットで使う場合はかなりの障害になります、こちらの場合は、PDFでダウンロードできる場合がおおいのでこいつをOCRやシステムフィルターをかけてデータ化する形になりますが、やっかいなのは、これができない場合です、その場合は自動化はもはや難しいので、手作業にて画像やテキストを取得していきます。この場合でも、間違えない前提でいかないといけないので、単価の安いクラウド系サイトでの発注はダメです。間違え探しするほうが時間を食いますし、どこまで信頼できるかわかりません。なので、取得後も必ず2重チェックが必要です、自動で取得する場合は機械的に取得するので、入力ミスや、誤字脱字などはほぼ発生しません。
■定型的に作られているメーカーサイト
一流サイトの場合だとこの当たりがしっかり作られている場合が多いのですが、中々この手のサイトはないですね、メーカー側もサイトで販売してらう資料を作っているのではないので、サイト自体そこまで気を使ってない場合がまあまああります。いや、ある程度のひな形に収められている物の、決まったタグやcssを使わている事が少ないことから取得も結構大変です。解析だけで時間がかかるのが実情です。
実際取得したメーカー3サイト
今回取得した3サイトは基本的には表から取得しやすいサイト郡で、電子カタログなどがないので自動取得がある程度可能です、前に登録した情報を保持しつつ、差分を取得するのですが、この時に完売分や終売分などの処理をどうするかなどの分岐は依頼店舗からヒアリングしておきます。
3メーカーにおいて自動取得では、同じようなサイトに見えて結構違いがあり、また画像の資料分量などの差もかなりあります300品取得でも、例えばオプション品や付属品に偏る場合などは、取得してから手修正が発生します。画像については、300品で1品5SKUなどある場合だと、1500×(1品5SKU×ディテール等の画像3枚)=2万枚以上となる場合もありますので、画像のみ保持して、且つ大きさもバラバラなのでリサイズ、リネーム処理も必要で、取得した後の後処理もかなりの段階で対応が必要です。あまり大きすぎると今度楽天やヤフーショッピングんどで画像容量制限がある場合などでは、現在アップ済みの容量を確認しつつ減色するなどして容量を調整するなどを意識する必要があり、容量問題も大量画像になる場合は気にする部分ではあります。
着地として各モール(楽天市場、ヤフーショッピング、AUPAYマーケット、自社サイト(カラーミーショップ))に登録しなければならないのと、店舗側のひな形に当てはめないといけないので必要な情報を項目に落とし込み後々取り回ししやすいようにしておく必要があります。